フランス&イギリス旅行記(2) 到着編

フランス&イギリス旅行記第2回(? プレ編もあわせると4回? あわせてお楽しみください(笑))

 あっさりと荷物をピックアップし(ぱちぱち)、ぼんじゅーめるしーおーぼわーだけで入国審査が終了し(それでいいのか)、到着ロビーに出ました。やはり朝4時。見事に人がいません。いや、いないことはないのですがいわゆる「深夜バスで朝早く東京駅に着いたときみたい」くらいに人がいません。

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なのでとりあえずお手洗いをすませ(そして足の長さの違いを思い知る)、至る所にあって全然心配することなかったキャッシュディスペンサーでお金をおろし(サンテミリオンにもあります)、ここにいても仕方あるまいと移動することに。
 本日(17日)の目的地はずばりサンテミリオン(Saint-Emilion)。正確にいえば「サンテミリオンに近いイブルヌ(Libourne。後で書き直しますがリブルヌと買書いている本も多いです。発音はどっちもありでしたのう)という街」です。


 ホテルを予約する際、あれこれ悩んだのですが(ボルドーからツアーで行こうというのが当初の考えだったのですが)「せっかくだったら泊まりたいでしょう泊まりたくない?サンテミリオンだよーサンテミリオン」というありがたくも誘惑的な相方の意見によりサンテミリオンでホテルを探していたのですが、いくらなんでもペンザンスは無理!というかもう空いてないし!ということでしかし「せっかくだ」という思いもあって選んだホテルは「グラン・バライユ」というリゾートホテル。地球の歩き方にも載っているのですが、Booking.com経由で予約いたしました。で、話は元に戻すとこのホテルがLibourneというところにあると知った
ところから「サンテミリオンにはボルドーから行くんじゃなくて、TGVもかろうじて止まるLibourneからのほうが断然近い!」という事実を知ることになるのです…! 要するに着いたその日にサンテミリオンに行けるということなのです! なんてすばらしい!(私的に) というか何故今まで知らなかったんだろう orz
 で、そのLibourne行き(というかその先のボルドー(Bordeaux)行き)のTGVはパリ・モンパルナス駅から出ます。現在の時刻は4時半、出発は0749。色々手段はあるそうなのですが、CDGからモンパルナスへ出る空港バスは始発が7時ですし、RERという近郊高速鉄道(千代田線に乗りいれる東武線みたいな感じと勝手に解釈)は旅行者向けでないというし、「ふらつー」を読む限りはどう転んでもタクシーがよさげ。しかし海外でタクシーかと悩んだりも事前にしたのですが、空港バスと比較しても(あと、素人だということを考慮し、早朝であることを加えると)やはりタクシー。ということでタクシー乗り場に行ってみることに
しました。

 タクシー乗り場があるというのは実にいいことだと思います。ちゃんとしたタクシーというのがフランス(というかパリの場合)分かりやすいです。タクシーの帽子(?)が同じというのがその理由のひとつ。で、早速交渉開始。

運転手のお兄さん「ぼんじゅー」
わたくし「ぼんじゅー(にこー) モンパルナス2駅に行きたいんだけどどれくらいですか?(と書いたスケブを見せる)」

 …旅で言葉に不自由したらまずスケッチブックに書けばなんとかなることを実感した瞬間その1(笑)。はがきサイズくらいのがお手頃です。
 ちなみにオペラ座までが大体40ユーロだと調べていたのでモンパルナスまでだったら50くらいかなあと検討をつけておりました。

運転手さん「それだったら50くらいかなあ」
わたくし「じゃお願いしますー」
運転手さん「はいはい、それじゃのりなー。荷物はこれね」

 そのままずばりの金額が出たので乗り込み(笑)、いざ出発。メーターが回り始め、CDGを後にします。途中飛行機のオブジェがあるところで運転手さんがスロー走行してくれたり(くべ氏が素材撮影に夢中だったので)。霧で始まるパリの朝です。

 いやそれにしても。

私「ここ、フランス?」
く「なんかピンとこないねえ」
私「そのうちピンとくるよね」
く「たぶん」

 風景は確実に違うんですけれども、流れるラジオも日本語じゃないんですけども、車線も反対だし、大体スピードが全然違う(!)んですが、一体この暢気さは何なんだ。そうか、まだフランスの洗礼を浴びてないからか?(どんな?)と色々妄想も働かせながら、タクシーは高速道路を降りて街の中へ。…まだ大統領選のポスターが賑々しく貼られております。そしてあの歩道に置かれているモリゾーの化身のようなのは何でしょう。あ。メーターが50越えたぞ。

 メーターが58くらいになったとき、モンパルナス駅へ到着。まあ少しぶれたけどこれくらいかなと思っていると「50でいいよ、チップもいらない」という運転手のお兄さん。そ、それはありがとう(手をがしっとつかんで握手(笑))。裏はあるまいな?と思いつつ、いや予想どおりだったんだからあるもないもありがたいことですと思い直しつつ荷物を降ろしてもらって「おーぼわー」「おーぼわー」。…実にあっさり着いてしまったんですがここは一体どこだ!(モンパルナス駅のどこだ!ということで(笑))

旅の教訓その1:タクシーを使う際はあらかじめ大体の値段を聞いておくとよろしい。
そしてぼんじゅーめるしーおーぼわーは素晴らしい。

 降りた場所はガレ・モンパルナス2(モンパルナス2駅)のタクシー降車場。目の前の待合室には鳥が飛びまくっていてやたら元気です。…いやほんと朝っぱらから元気ですね。そしてこの鳥さんたちはことごとく人なつっこい。おちおちゆっくり休んでいられないほど人なつっこかったです(笑)。

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モンパルナス2駅の掲示板 / 鳥さんたち

 さてそれはともかく、自分たちの乗るTGVを確認するべくベストテン式掲示板(謎)を見上げ…いやその前にレイルパスをバリデートしなければ。ついでに刻印しなきゃ! やることは多いのです。
 バリデート、というのはいわゆる日本でいうところの青春18きっぷの使い始めと同じで、フランスレイルパスに駅員さんに駅ではんこを押してもらうこと。車中ではできないので要注意です。でもって、フランス国鉄(SNCF)の駅には改札というものが存在しません。そのかわりに小さな黄色い刻印機がいたるところにあって、そこで切符に刻印してもらうという仕組みになっております。はい。
 SNCFの窓口を探して見つけてバリデートはなんとか無事できました。次は刻印ですが…黄色い機械(コンポスタというらしい)に入れてもなんかでてきちゃうんですけど!とあわわわわ。←後で分かったのですが、磁気券用らしいです。紙の場合はどうすればいいんだっけ(汗)←役に立たない←とりあえず駅員さんに聞きましょう

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切符に刻印を入れる機械

 このとき、相方はどうにか刻印できたと思ったのですが、帰りの切符に刻印してました。で、直前に往路の切符に刻印しに慌ててUターンしたという…。慣れない列車は余裕が大切です(遠い目)。

 そのほかあちらこちらうろうろ迷子になりつつ、おなかが空いたということでカフェるか何か買うかとちょっと悩んで駅のキオスク(むしろJRのコンビニ「NewDays」)「Relay」でお買い物。

く「数独があるよー!」
私「コーナーが形成されてるよ…」
く「NARUTOがありますが先生」
私「こっちにはKHですよっていうかRPG専門誌?! うわあ、ほしい!(その後買いました(笑)) FFTの記事もちろんありますよー!」
く「チョコだらけだあ」
私「このポテトチップス美味そう…値段もまあ許せる」
く「物価高いよねえ」
私「でもまあこのサンドイッチのボリュームだから許せるかも」

 楽しすぎです、Relay。

 そんなこんなでばたばたしつつ、前述のトラブルもあって最終的には慌ててTGVへ。アナウンスはありますが迷ったりもするのでくれぐれも行動はお早めに。そして分からなかったらSNCFの方々に聞いてしまうのが一番です。

 無事TGVに乗り込んでごはんを食べたらどどっと疲れが出てしまい、私の意識はそこでフェードアウト(あせ)。楽しみにしていたTGVなのですが、新幹線と違うと思ったのは、「TGVはパワーでごり押しです!」ということ。ぐいぐいです。加速度ばりばりです。振り子に似てます。スーパー北斗みたいな感じです。ちょっときつかった(もちろん慣れの問題でしょう)。

こんなものを食べてました。サンドイッチは美味しかったです。もちろん和菓子も~♪

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サンドイッチと水 / 新越谷で買った上生菓子

 一方、相方がいきなり眠ってしまったくべ氏はというと、孤立無援になってしまい緊張を強いられることに。す、すまん…。

 ところどころの駅では日本ではあり得ないというくらいのゆったりとした停車時間を経て(何せ車掌さんと駅員さんが「世界の車窓から」そのままに談笑しているのです!素敵だ!)徐々に南下。天気は相変わらずの曇りです。でもところどころに見える街がかわいらしくて和んでもみたり。

 そうして揺られること2時間半ほど、やたら高いタラップを飛び降りるように降り(バス並でごわす)、スーツケースを抱えて階段を降りて昇って(ぜえぜえ)、本日の目的地Libourne駅に到着したのでした♪

教訓その2 フランスの駅にはエスカレーターもエレベーターも期待しない方が無難。大きくても小さくても(駅が)どちらもほとんどありません。ないと考えた方が心構えもできます。自分の荷物はがんばって自分で運びましょう。どすこい。


 Libourne駅です! といってもRelayとカフェがあるくらいの小さな駅ですが、それなりに列車は走ってるらしく人は多め。タクシーもちゃんといます。でもやっぱり東洋人が珍しいのか(あるいはスーツケースのSuicaが珍しいのかむしろそっちか?)ちらちらと視線はいただきました。
 そしてここにもある…もうフランスには数独があってあたりまえなんだよ!と見ないことにし(笑)、なおかつゲーム雑誌を手にとり、それはさておき早速Saint-Emilionなポストカードを発見!(感動) サンテミリオンだ~~~とぐるぐるカードタワーを回してしまいました(笑)。

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「RELAY」の外観。ところ狭しと雑誌が並んでいます / 思ったよりあった自動販売機。水からお菓子まで幅広く売っております。

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Libourne駅から外へ出てみました

 地図も確認し終え、それではタクシーを…いない。
 いえ、その言い方は正しくはありません。正確には「タクシーはあるけど運転手さんがいないー」です。さーてどうするかなーとうろうろしていると、やがて運転手さんが小走りで駆け寄ってきました。どうもお茶飲んでいたようです(笑)。
 さてこうなってくると日本語もといフランス語がきわめて怪しい私は始めに書いておいたスケブを提出。「グラン・バライユまでお願いします~」とお願いし、この旅2度目のタクシーに乗り込みました。
 それにしてもパリでも思ったのですが、やっぱりフランスのドライバーさんたちは飛ばします。どうみても制限速度40kmだろうな道の制限速度が70kmに設定されているのだからさもあらん、なのかもしれません。あんまり怖い感じはしないのですが(そういえば通りがかりにルノー工場があって(町工場みたいな感じの)アロンソのポスターがありました)、いやはや。
 ちなみに、イブルヌは日本でもあるような感じのいわゆる「町」でした。今住んでいるところとちょっと似ているかもしれません。

 しかしタクシーはぐいぐい走り、ロータリーをうねり抜け、いつのまにかブドウ畑へ。そうこうするうちにシャトーが見えてきてスズカケの林を通り抜け(その前には門が)、瀟洒なホテルの玄関口にと到着したのでした。

 続く。
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Author:Sarururu
読書感想やゲーム・手芸などについて書きとめています。
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