FF15に関しては(オープニングを除けば)なんだかちょっと残念だった感が強いです。少し無理のあるアレンジというか、もやもや感が残るというか…。うまく書けないのですが、いじりすぎな感じが多少しました。「LUNA」パートは良かったなあと思いますが、「Somnus」はゴリ押しすぎかなあと…。その分(一発目ということもあるかもだし、関係なく練習不足かリハ不足かもしれませんが)、オケのほうにしわ寄せが来たような気がします。ちょっと勿体なかったです。 オクトパストラベラーは、プレイしたことがないので楽に聞くことはできました。バイオリン協奏曲もいいな、と今回の演奏で実は初めて思った次第です。あまり協奏曲になじみがなかったのですが、とても良かったです。…最後にスマホが鳴らなかったら最高だったんですけどね…(ぎりりり)。 後半に入って、FF8は「The Oath」と「Eyes On Me」の掛け合いが心地よかったです。あとは「Liberi Fatali」をベースにしつつ色々絡めたのもアレンジに無理がそんなになかったような。「Waltz for the Moon」パートも良かったなあ。指揮者さんが踊ってました。 ゼノギアスはブラボー! 最初の「遠い約束」で込み上げてくるものがありました。その後も耳に心地よく楽曲が流れてくる(こちらもアレンジがシンプル)ので感情移入することができました。MYTHに入っていないラスボス関連(なはず)の曲も入っていたのも良かったです。あの曲も!この曲も!もっと聞きたい!のは事実なのですが、うまいことまとめたなあと思いました。昨年のゼノギアスコンサート(BDで見ました)とはまた違う趣きでした。
アンコールもありました。指揮者の方がすぐに戻ってきたので「早っ」とも思いましたが、最初のアンコール曲はゼノギアスの「飛翔」。FF7Rが来年出るのでそっちかなあと勝手に予想を立てていたのですが、この選曲には拍手。そうね、さっき第4楽章では入らなかったものね…とここでも思わずほろり。やー聞けてよかった。 そしてさらにアンコール。準備してないと言いつつ、この会場にいる誰もが(たぶん)知っているであろうあの曲名をコールされれば否が応でも盛り上がるというもの。「ビッグブリッヂの死闘」です。おおお、と思いつつ聞いていると…あれ? なんだか? 止まった!? チューバが止めた!? …チョコボだ。どよめく観客、響き渡るチューバソロ。チューバ de チョコボは凄かったです。そして響き渡る不穏なチョコボシンフォニー。逆襲のビッグブリッヂ。なんとも面白いアンコール曲でございました。