フランス&イギリス旅行記(3) 迷子編

今回はサンテミリオンに到着するまでをお送りします。おおお、さっぱり進まない…。
旅の最初にクライマックスを持ってきたせいでもあります(苦笑)。

…また行きたいなあ(最近そればかり)

では続きをどうぞどうぞ。


 グラン・バライユは、お城というより貴族のお屋敷という感じのリゾートホテル。そんなに大きなつくりではない(が、庭とかワイン工房とか会議室とかプールとか葡萄畑とかあるのでけして小さくはなく)のでおそれずに入ることができました(苦笑)。ちなみに、今までで一番緊張したのは(入るのに)北海道は洞爺湖のウィンザー。あれは緊張します。泊まっても分不相応な気がしてきっと安らげないに違いない!(サミット開催地になっちゃうんだもんなあ)。でもって第二位はコンラッド東京です。理由は全然違いますがそれはさておき(こらこら)。
 ポーターさんがすいっと来て荷物をすいっと持っていき(感謝)、グラン・バライユとイブルヌ(もといリブルヌ)の間のタクシー料金は決まっているらしく15ユーロでした。ちなみにここでもチップはなし。最初からこみこみになっているのかもしれません。げに難しい(というより興味深い)チップの世界。

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旅行中つかったスケブ&TGVの感想

 さてチェックインなのですが、この時点で時刻は12時を少し回ったところ。チェックインは15時からです。なので本当は荷物だけ置かせてもらってタクシーか何かでサンテミリオンにゴーと思っていたのですが、ちょうど部屋が空いていたらしくチェックイン完了。ここでも役に立ったのはスケブでした。言いたいことをまとめて書いておいたのでたいそう誉められました(笑)。スタッフの方々曰く「完璧ね!(^_^)v」 ありがとうトークマン、ありがとう指さし会話帳、そしてとっさに絵を描いてごまかす私の手!(こら)

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玄関前のバラ / 黄色くて分厚いアレ

 案内されたのは2階。お城の部分はレストランになっているので、お部屋はお屋敷部分(たぶん増築したと思われます)でしたが、頑張った(私達が奮発した)だけあって部屋は広くて綺麗で屋根が木造でバスタブが広い! そしてサンテミリオンに関するガイドブックが置かれている(即座にお持ち帰り決定なのは自然なことです(きっぱり))。ベッドの上にはくまのぬいぐるみさん、バスタブにはくじらとかばのマスコットがいらっしゃいました。あひるではなかったですがかわいかったです(笑)。
 窓を開けるとめいっぱい葡萄畑が広がる…その向こう側が(霧で霞んでよく見えないけどー!)サンテミリオンなのだと思うと、ああもう気分は浮かれっぱなしです。ベイグラントストーリー巡礼第2弾(第1弾は山梨のワイナリー)を果たすときまでもうすぐ…しかも朝早くのTGVで来たからまだまだ時間はあります!きゃっほーい!そして庭もぐるりと見たいぞー!(とてもかわいらしく綺麗なフランス庭園だったのです)

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窓の外の葡萄畑

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屋根を見上げる / 庭のバラがかーわいーい

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お屋敷です / 庭が広い~!

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 ということで、同じくビデオカメラを片手にうずうずとしているくべ氏とともに外へ。ロビーのスタッフのお姉さん(この後あれこれそれこれと相談相手になってくれました)にインチキな英語で「散歩してきますね」と言った矢先に、他の旅行者さんたちが自転車に乗ってすいーっとでかけていくではありませんか。そういえばレンタサイクルあるんです。あるんです。そしてグラン・バライユからサンテミリオンまではわずか3kmしかなかったりするんです…!(めらめら)

「タクシーよりきっと安いし!」
「臨場感がきっと違うし!」

 即決(笑)。
 ありがとうくべ氏、ぜひその勢いでベイグラントもプレイしてください!

 散歩を終え、サイクリングできそうな格好に着替えて再びロビーへ。忙しいツアリストです、でも時間は有限なのですということでさっそく先述のお姉さんに自転車を借りるべく交渉開始。
 そう、このときお姉さんはフランス語から英語に頭が一瞬切り替わらなかったらしく(最初に見せたスケブがフランス語だったのもある)、「???」。いいんです、あなたの読解力はちゃんとあるのです。私の英語とフランス語がインチキなだけなのです(でも話す(笑))。
 それでも物事は少し通じていくもので、自転車を2台借りることができました。半日で11ユーロ / 人…だったかな?あとで確認します。ヨーロッパのほうの自転車って前にテレビで見てびっくりしたのですが、自転車スタンドが付いていないことが多いみたいです。今回お借りしたマウンテンバイクもそうで、渡されたチェーンは1本。どうもこのチェーン1本でぐるぐる2台巻きつけてねということらしく、納得。そして道の説明をしてもらいました。いわく、
「道は2本あるの。1本は車がビュンビュン通る道だからとっても危険。あなた達は行ってはいけないわ。だから、ここを右に曲がって出た小道を進みなさい。あとはそのまままっすぐ道なりにいけるから」
 車がビュンビュンというのは先ほど身にしみて分かったのでここは素直に従うことに。「めるし~おーぼわ~」とブンブン手を振りながらそれではいざ出発。「この自転車整備してなーい!」と叫んだのはその直後のくべ氏でした(彼はこういうことにとても気がつくお役立ちの人なのです)。

 それでも自転車をごまかしごまかししつつグラン・バライユの葡萄畑を横目に見ながら所有地をチャリチャリ動かします。と、そこに小道らしき道がありました。…否、むしろいかにもあぜ道なのですが、この先を見てもどうも突き当たりで行き止まりチックだし、小道ってこのことかなあ…と悩みつつあぜ道を通ってみることに。
 グラン・バライユの葡萄畑は両端にピンクのバラを植えていてとても綺麗です。また、あいにくの天気ながらそれがまた優しくてグー。いいねえ~それにしてもこれは道か~?といきなり迷子モード。道が…その…だんだん細くなるのです。と思ったらクレバス(もとい農水路)だ!!
 いやこれいくらなんでも道じゃないよね?とのんきで間抜けな二人組はその後どうにかこうにかあぜ道からコースに復帰し(笑)、以降はちょこちょこ道に迷いながらも横手にあちらこちらのワイナリーを眺めながら快調に進みます。サンテミリオン地区は緩やかな丘陵地なので見晴らすかぎり葡萄畑とワイナリー! そのワイナリーも趣があって普通の農家で、でもバラとかいっぱい咲いていて素敵です。ほわわわわ。写真撮ってくるべきでした。

 いいお天気だったらカントリーロードとか歌ってたかもしれないくらい呑気に自転車に乗りつつ、うねる小道とワイナリーと葡萄畑を進み、だんだん坂は登り坂。そして一度坂を登り切るとそこに見えてきたのは「大聖堂のてっぺん」もとい「モノリスの時計塔」でした。うわあ…!

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 葡萄畑からちょこんと顔を出している時計塔はもう既にデ・ジャ・ビュ。ちょうどそのあたりから石を積み上げてできた壁の上に葡萄畑というサンテミリオンな感じの葡萄畑になり、「CANON」さんの角を曲がって一方通行に入り(そして未だに左右逆にうっかり走って後ろから来る車におっかない思いをしつつ)、見えてきた景色にただただ感動。

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 その感動の内訳は「サンテミリオンだー!」というのが50%、「レアモンデだー!」というのが30%、「ただただ可愛くて綺麗だー!」というのが20%。レアモンデのモデルがサンテミリオンだと知ったときからテレビにサンテミリオンが出たといえば釘付けになり、ワインショップでサンテミリオン産のワインが飲んでみたいと初任給をそれにあて、山梨のワイナリーまで行って「いつかはサンテミリオンに行きたいなあ」と思い…純粋なのか不純なのか(不純でしょう(笑))、まあ置いておくとしても見えてきた光景は実に爽快でした。
 そして同じく感動したらしい相方氏はビデオカメラを持ちながら走行。どうしても「世界遺産」チックに撮ってみたいとのこと。ならば原付にハンズで買ってきたパイプをくくりつけその上にビデオカメラを置くがよろしいでしょう(謎:以前試写会で得た知識(笑))。
 
 ということでホテルから20分ほどでサンテミリオンの中心街に到着。ワインショップの前(隣は教会)に自転車をくくりつけ(ちなみに隣にあったバイクはカワサキ)、サンテミリオン散策へとはしゃぎながら繰り出したのでありました。

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Author:Sarururu
最近は手芸(バッグ、がま口小物、自分用の服作りなど)の話がメインです。時々読書感想やゲームなどについても。
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好きな小説(ラノベ多め):
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