フランス&イギリス旅行記(16) 交流編

やっとこボルドーからパリまで帰ってきたこの旅行記。
一緒に行った相方曰く「大長編だねえ。そのまま本にしたら?」

サンテミリオン部分は抜き出して改編してベイグラント本として出しますがーがーがーがー。
よ、よりょくがあったらね(逃)


さておき。エキュート大宮で書いた第15回に引き続き、同じくエキュートで書いた第16回です。
BGMはひたすらFFT(笑)<この後演奏会の練習だったので

+++++++++++++++++++++

 旅は道連れ世は情け。
 旅の醍醐味は一期一会です。
 それはボルドー→パリのTGV車内で発生しました。






 目が合いました。
 なんだか最初から凄いテンションです。というか、彼女達は発車と同時にテンションが高くって、CDとっかえひっかえ聞いてたりお喋りしてたり携帯かけてたりとにぎやか若者ズだったのですが、その凄いテンションがこちらにふと向けられたときの心境は
「何だ? どうした!?」
 というもの(笑)。
 しかしカメラがこっちに向いている以上はきっと何かあるんだろうとこうなったら通路を乗り出して聞いてしまえー!と聞いてみました(インチキ英語&インチキフランス語フェアー絶賛実施中)。
 曰く、
「あなたたちのことを写真に撮っていい?」 超直球
 私の回答、
「いいよー。こっちもあなたたちのことを撮っていい?(F31さん取り出し)」 ライナー
「もちろん!」
 これが凄くかわいい女の子2人組、サビナ&リティシアとの出会いでした。
 どうも彼女達は私達のことが珍しくて、乗り込んできた当初から興味津々だったらしいのです。「日本人だわーーー!」とキラソラドキワク(謎)状態だったのですがリミッターが切れたらしい(笑)。そして私も同類、ならば楽しみましょう国際交流!
 この旅の中でどれだけ現地の人と触れ合えるかなと思っていましたが、それは割と早々と実現していました。けれど、ここまで突っ込んで(身振り手振り絵振り+スケッチブック+トークマン+指差し会話帳)話すことができたのはまさに僥倖。
 どれだけずっと喋ってたかというと、シャルトルにかかるくらいでようやく喋り疲れてぐったりした、というくらいまでですから正味2時間というところでしょうか(笑)。お話はこんな感じで進んでいき、ちなみに時々会話に参加しつつビデオを回していた相方はケーキをついでに食べてしまっていて後で私の恨みを買いました(まさに余談)。

<基本英語、時々フランス語、時々スペイン語、時々日本語>

サビネ(以下サ)「日本人? キャッホウー!! あのね私はサビナっていうの」
私「そちらは?」
リティシア(以下リ)「私はリティシアっていうの」
私「ほむほむ、かわいい名前だねふたりとも。パリ行くの?」
サ「そう。私達はバイヨンヌからやって来て…ってバイヨンヌって分かる?」
私「なんか聞いたことあるぞ…いでよ、地球の歩き方!(じゃじゃーん)」
サ&リ「おお……」
私「(バラバラバラめくり)ここだよね、バスク地方のバイヨンヌ。そうかーそうなんだー(歩き方渡し)」
サ「そうそうそう、ここここ(もはや感動モード)」
リ「そういえばあなたの名前は?」
私「Sarururuだよー(本当は名前告げました(笑))。意味はかくかくしかじか」
サ「フランスに旅行に来たの? フランス語できるの?」
私「いいえいいえ、まったくできない!(笑) でも来たかったから来たのよ!」
サ&リ「(大爆笑)」
私&相方「でもね、私達にはこれがあるのですよ、サビナ、リティシア(指差し会話帳取出し)」
サ&リ「うわ、凄い。貸して貸して!」


 はい、この時点で前述のおばさまは何事かと今度は後ろを振り返られました(前の日記参照(笑))。
 しかしその実態がどう見ても即席国際交流だったので凄く面白そうでした(笑)
 
 職業は何とか年齢とか教えてもらったり、こっちも教えたり、サビナは柔道をやっているようで、足に凄くかっこいい「柔道」と刻まれたタトゥー持ち。そんな彼女は実は現役のフランス空軍の軍人さんでした。
 
 そして、私はといえばこういう事態に備えてとあるものを準備していました。もしもフランスやイギリスで友達ができたら、日本を知りたいと思う人がいたならあげようとポストカードを何枚か持ってきていたのです。
 桜のイラストとかそういうのですね。
 それはまさに今ここで出すべきだろう!と取り出し、サビナに伊豆の桜のポストカードを一枚あげました。
 
私「友達になれた記念にこれをあげたいの」
サ&リ(顔を見合す)「うわあ綺麗だー!」
私「これは桜ね。日本で一番有名な花。日本の春のニュースはまずこれがなくては始まらない……ちなみにこの桜はここらへん(即席インチキ日本地図をスケブに書く)にあるのさ」
サ&リ「へえ…」

#もはや気分は「クール・ジャパン」です(笑)

 彼女達はしばらく見入っていたのですが、やがてやはりというべきか身構えてはいたのですがひとつのお願いをしてきました。

サ「あのね、私の名前を漢字で書くとどうなるのかな?!」
私&相方の内心(来た!


 来ました来ました。
 海外の方が何気にかなり気になっているらしい「自分の名前の漢字表記」。
 色々な有名人が漢字で名前を書いてもらって(それがあまりイメージに合っているとは言いがたいケースもありつつ)それを紹介しているのを見たことがあります。
 となれば。
 そう来れば。
 
 もちろん日本語の構成から解説だ。

私「いいよ、でもね、その前に日本語って漢字だけじゃなくて3つのキャラクターがあるのです」
相方「言う気ですね」
私「まずそこからです」
サ「ふむふむ」
リ「3つ…」
私「最近はアルファベットも仲間入りしてるけど、ひとつは【ひらがな】。もうひとつは【カタカナ】。そして【漢字】」
#ところで日本人は一体何種類文字を書けるんだろう。
私「ということで…サビナとリティシア、だよね…(スケブに書こうかと取り出したところで)」
サ「これ! これに書いて!(ポストカード取り出し)」
私「そ、それに書くの? いいの?」
サ「むしろこれがいい!」
私「わ、分かった。じゃあ書くぞ」


 表を作りました。こんなかんじのです。
 
名前 / ひらがな / カタカナ / 漢字
Savina / さびな / サビナ / 沙美奈
Letisia / りてぃしあ / リティシア / 莉悌志愛


#サビナの「沙」は名前聞いたときからこれかなーと。
#リティシアの「莉」は茉莉花の「莉」であります。茉莉ちゃんの「莉」ともいう(謎)。
#リティシアの「ティ」が悩んだ。困った。

 文章書きとして変な漢字をあてては自分が後悔する…!と携帯電話の漢字変換も駆使し(笑)、精一杯素敵な漢字をあててみたのですが、いかがだったでしょうか。とりあえず2人は感動していました。感動屋さんなのですね(超かわいい)。
 感激しすぎてサビナはこんなことまで言い出しました。
 #ちなみにこの間、何人も乗客さんが横切り、車掌さんも横切り、その間に乗り出している4人組は思わず元の位置に戻るの繰り返し(笑)。

サ「私の友達にベトナム人の超日本大好きな子がいるの! 彼女にも教えてあげたいからお願いしていい?(と、ポストカードを再度押し付け、多分その友達に即行で電話する(笑)(←フランス(というかヨーロッパ?)は割と車内での携帯電話マナーが緩そうです。でもランス行きの列車には携帯電話のマナーピクトがあったな)」
私「いいよ~。何ていうの?」
サ「シャンダヴィ!」
私「…………も、もう一度」
サ「シャンダヴィっていうの」
私(そいつぁかなり超難問だぜべいべー(タニさん入ってます)。というか中国チックな名前だけどこれだけでファーストネームなのかなあ)
私「ちょっと考えるね……うーあー。携帯電話、カモン」
サ「(電話中)あのね今ねとなりにジャポネーゼがふたりいてね、以下略云々」


 考えに考え、ひねりにひねり、最終的に私はポストカードにこうつけました。

しゃんだヴぃ(と聞こえたんだ!) / シャンダヴィ / 謝雫琵(雫じゃなくて陀だったかも。シャンは紗をあててもよかったなあ)


サ「ありがとうーーーーーー(><)」
私「間違ってたらごめんね!?」
サ「間違ってたら?」
私「私のヒアリングがへんてこで変な漢字になってるかもしんない」
サ&リ「ううん、こっちが無理言ったんだし」
サ「そうだ、これ(と自分の携帯につけていたキーホルダーをはずし、差し出した)」
私「わ、かわいい。靴のキーホルダーだ」
サ「これはバスク地方のオリジナルなの。これをお礼にあげるよ」
私「(゚ロ゚) えええええーーーー!!! いいの?!」
サ「だって私はこれもらったもん♪(ポストカード取り出し)」

 …夢の国際交流実現。これはその後別のところで面白いオチがつくのですが、サビナがくれたバスク地方の靴のキーホルダーは今回の旅の宝物筆頭となりました♪


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サビナ嬢からもらったキーホルダー

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見事なまでのインチキっぷりをお楽しみください(こら) 

 その後も指差し会話帳とトークマンを駆使しながら会話は続きます。特にリティシアは会話帳がお気に入りになったみたいで、トークマンはスペイン語も対応してるのではてにはスペイン語と英語でトークマンとか、スペイン語と日本語でトークマンとか、もう何がなんだか分からなくなりました(笑)。
 日本のこともたくさん紹介しました(聞かれました)。日本の夏は夜遅くまで明るくないのよとか、宗教を聞かれて「私は一応仏教だけど(ブディスト)、でも日本人の宗教観は希薄。クリスマスするし。それに日本にはたっくさんの神様がいる(スケブに8000000 gods(八百万の神)と書いた←おい)の。木の神様、紙の神様、米の神様、野球の神様…」とか、職業の話とか、ジャパニメーションの話とか、農業の話とか、日本におけるフランス文化とか、食べているものは何とかもうちょっと突っ込んだ話もいくつか。サビナは「マンガ好き」と照れたように言ってました。大丈夫、仲間だ
 これがやりたかった。一度やりたかった。凄く楽しかったです。
 ただし、私はオールインチキ英語フランス語。それをヒアリングしてくれた2人の能力たるや素晴らしい。

 最後には話し疲れて、そしてお別れ。うーん、メルアドの浩瀚…違います、交換しとけばよかったかな。
 そして、前にいたおばさま、前方団体様よりよっぽど騒がしい後ろの4人組を暖かく見守ってくださってありがとうございました。多謝多謝。
 
 サビナ、リティシア。今お元気ですか?
 あのときは楽しかったです。ありがとう。
 またどこかで会えるといいね。
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Sarururu

Author:Sarururu
読書感想やゲーム・手芸などについて書きとめています。
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十二国記、まるマ、マリみて、シュガーアップル・フェアリーテイル、響け!ユーフォニアム、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの各シリーズ(他にも)

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